久喜邦康の市長ブログ

2010/08/02

子どものインターネットと携帯電話への警鐘



 今日では、さまざまな情報が手軽に入手できます。私は大学院生のとき、医学博士論文を出筆するために、一日中図書館にこもりっきりで関連文献を探していました。必要な文献を探すのに大変な手間と時間がかかり、資料のコピー等に多額のお金を必要としました。現在は、インターネットにより、自宅で簡単に検索できる時代となり、今後、さらにデジタル化が進むと、簡単に莫大な情報量の資料を入手できるようになると考えます。
 そこで、自分にとって有益な情報、いらない情報、害となる情報をきちんと仕分けする能力が大変重要となります。次の世代を担う子どもたちが、押し寄せる情報の渦に巻き込まれることのないようにしなければなりません。学校教育の場においては、子どもを情報から遠ざけるのではなく、自分にとってどれが有益になるかという判断を教えていく必要があります。一方、携帯電話は中学生では半分近くの生徒が所持していると言われております。携帯電話でいやな経験をしたことがある子どもは、ある中学校では254人にものぼるとのことです。さらに一部の家庭では、携帯電話の使用ルールさえ決めていないとのことです。
 いずれも大変便利なメディアですが、付き合い方を自分や学校、家庭でよく考えるとともに、犯罪の危険性など、さまざまなリスクを子どもに教えたうえで有効活用するという、情報モラルが求められております。
 バーチャルな世界ではなく、子ども同士が実際に肌を触れ合い、汗をかき、悲しい事、うれしい事を実体験の中で感情を共有し合うような悲しみや喜びを、子どもに教えられるような教育が実現できればと考えております。

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