
病院経営の先進事例を学ぶため、1月28日~29日まで三豊総合病院へ視察に出張ました。
この病院は、香川県の西端に位置し、観音寺市と三豊市の2市による組合立の病院で、病床数が519床で診療圏域人口は約16万人です。救急診療や高度専門診療を司る病院部門、介護福祉部門と健康管理部門の3つを包括した地域中核病院です。
この病院の特徴は、全国的に自治体立病院が赤字経営のなかで、昭和57年より黒字経営を行いここ3年間は毎年6億円の経常利益を生み出しています。剰余金も105億円に達しており、自治体立で取組が優れている病院として総務省の事例集に紹介されています。その結果、再来年度の完成をめざして新病棟もすべて自前の資金で建設をします。
この黒字経営は、病床利用率が96.2%(秩父市立病院61.4%)ときわめて高く、人件費比率45.6%(秩父市立病院52.7%)と健全病院の目安である50%以下をマークしております。さらに高い紹介率を維持し地域医療連携を推進していることも理由として挙げられます。この病院は2次救急施設と位置づけられていますが、3次高度医療機関への転送はきわめて低く、真の中核病院として地域で頼られております。
今回の視察を秩父市立病院の今後の経営に役立てたいと思った次第です。
秩父市シルバー人材センターでは、平成21年1月から大宮地内の土地を耕作して、「秩父市シルバー農園」として野菜作りに励んでいます。
この土地は借地で、もともとは雑草が茂る荒れた土地だったそうですが、シルバー人材センターの会員の努力により、トラクターを使って農園としてオープンさせました。今では約600坪の広さになり、じゃがいもやキャベツ、白菜など年間を通じて色々な野菜を育てています。収穫された野菜は、シルバー人材センター裏の無人販売所で販売するなど、会員の生きがいづくりの場としても重要な役割を果たしています。
私も現地に行ってみたところ、とても日当たりのよい土地で、この立地で野菜作りに励むと、心も体もリフレッシュされて健康づくりにも最適だと思いました。会員の皆様、野菜作りも是非がんぱってください。
母親が秩父出身で現在は広告会社経営の佐藤克也さんと、秩父市出身のデザイナー池田泰幸さんらが「チチブの武甲さん」という創作絵本を自費出版し、著書100冊とDVDを市に寄贈していただき、市内の学校に配布することにしました。このストーリーは、山の神に囲まれた秩父の民が貧しく苦しんでいるときに、武甲の神が民の生活が潤うように自分の体(石灰岩)を削ってくれと申し出て、その石灰岩のおかげで道ができ人々の生活が潤い豊かになったが、削られた武甲山の姿を見て人々が木を植えて緑に戻そうと決心するというものです。創作とはいうものの、ある意味では現在の状況にとても近い話だと感じました。
著者の方も、この話は資本主義や企業活動を批判するためではなく、秩父のシンボル「武甲山」が与えてくれた恵みに感謝して、山を大切にしてほしいという意図をもって作ったと話していました。私も、武甲山の再生は長期的な視野で必ず取り組んでいきたいと考えていますので、この話を読んで深い共感を覚えたところです。
佐藤さんの会社の運営するホームページでも、動画で内容が見られますのでどうぞご覧ください。(→http://www.daikokuza.jp)